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2006年3月

2006年3月31日 (金)

パソコン通信終了

もうすぐに終わりの日は来ると分かってはいても、ニフティパソコン通信サーヴィスが終焉を迎えたことには、一抹の寂寥感を感じずにはいられません。もうこれはただの郷愁かもしれないのですが、現在のネット環境には無かった「紐帯」のようなものが「フォーラム」にはあったような気がして止みません。

しかし、これも時代の流れなのでしょう。多くのNIFTY-Serveで活躍されたネットワーカーは去っていきましたし、ブログは未だに隆盛を極め、mixiPVは伸び続けています。ああ、時代は変わったのだと嘆息しながら、静かに、パソコン通信の終了と共に、私の中で、何かが終わったのだと思わずにはいられません。

T.D.

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2006年3月23日 (木)

『オシムの言葉』

必読書と言っても良い書籍。それが、『オシムの言葉-フィールドの向こうに人生が見える』(集英社インターナショナル刊)です。現在、幸運にもジェフ千葉の監督を務めるイビツァ・オシム・元旧ユーゴスラヴィア代表監督は、ユーモア、ウィット、そしてアフォリズムを駆使しながら、確かなものを表現する数々の金言が「オシム語録」の名を冠せられています。本書では、旧ユーゴスラヴィアのサッカー事情を追い続けた木村元彦氏が、そのオシム監督の発する言葉とその背景にあるものに迫った好著です。

ユーゴスラヴィア紛争の悲劇、エスノセントリズム渦巻く旧ユーゴで彼が見た悲愴が、深い言辞となって今、オシム語録として語られていることに襟を正さずにはいられない思いがします。「フィールドの向こうに人生が見える」と言う副題は決して、大袈裟なものではないのです。勿論、ジェフでの彼のコーチング振りに関する記述にも注目です。

言葉を的確に、しかもある種のユーモアを湛えながら比喩も含めて表現できると言うことは、コトの本質を的確に把握しているからこそできる業に他なりません。得がたい指導者を得たオシム・チルドレンの今後の成長にも期待を持って見守りたいと思っています。

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2006年3月21日 (火)

第1回WBC世界王者

それにしてもキューバは見事でした。グッドルーザーとはかくあるべしと言う清々しさ。MLBとしては想定外の組み合わせとなったであろう決勝は、最高のゲーム、大塚が最後はキューバの若きスター・グリエルを三振に斬って取り、日本の初代チャンピオンが決まりました。genImage

大会運営の不備等、第1回ならではの問題も多々あったこととは思いますが、こんなにドラマチックで清々しい大会はもうないのではないかと思えるほど。イチロー選手の「この仲間たちと今日が最後になるのが寂しい」との言葉が印象に残ります。敢えてリスクを取る英断を行った王監督も、本当に有難うございました。

T.D.

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2006年3月19日 (日)

福留吼えた!・WBC準決勝韓国戦

やってくれました、三度目の正直。特筆すべきはこのシリーズで不振をかこいスタメン落ちした福留孝介の起死回生の代打2ランHR。松中の2ベースで「何かが起こる」予感はしたものの・・・やってくれました。上原も、最後を締めた大塚も素晴らしい内容。top

そして決勝戦は、王者キューバ。メジャー揃いのプール2のチームの中で勝ち上がってきた世界王者に敬意を表しつつ・・・結果としては最高の組み合わせの決勝戦、今から楽しみです。

T.D.

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2006年3月17日 (金)

ホルヘ・カントゥが野球を救った日

もう日本はノーチャンスだと思っていた。韓国の6投手の前に封じられたその日、今回のWBCは私の中で終わっていたのでした。イチローには感謝したい。素直にそう思って、何となく気だるい気分。私の中では「ドーハの悲劇」がオーヴァーラップしていました。

ところが、メキシコvsUSAで思いもよらないことが起こりました。どの道、準決勝進出の可能性の少ないメキシコにモチヴェーションを期待するのは酷だろうと思っていました。しかし、メキシコは「矜持」と言う言葉で修辞されるべき何物かを持って、ゲームに望んでいました。

ヴァレンズエラのHRがエンタイトル・ツーベースと判定されるよもやの大誤審。ジャッジを下したのはまたもあのボブ・デーヴィッドソン審判員。まさか。またか。2アウトの後、これで終わってしまっては、野球発祥の国、アメリカにおける正義と公正とは一体何だったのか、そんな気分でした。これで淡々と3アウトが記録されたその時に、今後野球は国際的に生き残っていくことはでないのではないか、そんな分岐点でした。野球が野球足りうるために、ここでタイムリーは必要でした。もしここで無音であれば、野球は終焉への路を歩むのだろうと思ったその時、ホルヘ・カントゥのタイムリーは出たのでした。まさに、カントゥは野球史的偉業を成し遂げたと言って過言ではありません。097938450b149497f9fefebff7acf1b8

またも、疑惑の判定がその後も繰り返されたにも拘わらず、メキシコは勝利を収め、日本の準決勝進出は決まりました。またも相手は韓国。三度目の正直を期待して止みません。

T.D.

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2006年3月15日 (水)

松坂快刀乱麻・WBCメキシコ戦

どう言う訳か「大一番に弱い」イメージがまとわりついてしまった松坂が見事なピッチング。ストレートで押し捲るその佇まいは、まさに「平成の怪物」に相応しいものでした。1633368374

王ジャパンは6-1でメキシコに勝利。明日、クオーターファイナル進出をかけての韓国戦、先発はWBCのエース・渡辺俊介。見応えのあるゲームになりそうな予感です。

T.D.

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2006年3月13日 (月)

痛恨の判定・WBCアメリカ戦

イチローの先頭打者HRは出る、川崎、小笠原のファインプレーは出る、で良い感じの王ジャパンだった訳ですが、至近の塁審判定を遠くから見た球審が覆すと言うちょっと前代未聞な事態で(野球規則上、それはOKなんでしょうか?)、西岡のホームインが取り消されてしまいました。ホームタウンディシジョンなんでしょうか…後味の悪いゲームになってしまいました。ともあれ、無事、2次リーグを勝ち抜いてくれれば良いのですが。20060313-13008-03

一方では、メジャー選手中心で構成されたベネズエラ代表にアマ世界一のキューバ代表が勝つなど、国際試合も「やってみないと分からない」要素が大きいとも感じます。セリグ・MLBコミッショナーが「(4年に1回開催の予定だが)2年に1回でも良いかもしれない」旨発言したそうですが、野球の最高レベルでの国別対抗はその位のペースで良いかもしれません。

T.D.

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