改めて近鉄問題を考える
近畿日本鉄道は、日本最大の私鉄網で、関西に行く度に沿線の広さには驚かされます。ただ、鉄道敷設とそれに伴う沿線開発のコストもそれに見合うだけ大きく、そのバブルが崩壊しかかったときに起きたのがバファローズ合併騒動でした。近鉄花園ラグビー場に関しては「赤字でも社会的責任というものがある」とこれはCSRだからと語っていた山口社長ですが、近鉄系企業を整理する過程で、近鉄再建を進める為には、大阪近鉄バファローズのオリックス・ブルーウェイブとの合併(営業譲渡)が不可避と判断したのでしょうか。
近畿日本鉄道の株主からそれほどの異議が唱えられなかった(なかった訳ではない)ことを考えると、経営判断としては外れではなかったのかもしれません。しかし、この合併騒動に端を発するNPB1リーグ化騒動の火付け役となってしまいました。そもそも、既存球団のファンからすれば球団消滅が納得できる事項である筈も無く、むしろ事態はそちらの方で深刻化。
近鉄は、阪急、南海と異なり、なまじ親会社に体力があっただけに「売り時」を逃したのだと好意的(?)に語る声も(一部では)ありました。しかし、阪急、南海のような黄金時代を経験することなく、悲運のイメージを持ったまま球団史の幕を降ろすことになったのは、やはり悲運でした。関西圏に住んでいない私は、近畿日本鉄道のこの1件によるイメージ低下に関しては、良く分からないのが正直なところです。その前に、志摩スペイン村をどうにかすべきではなかったのかとも思われますが、山口社長の判断はどうだったのか。中村紀洋選手に支払われたと言う「功労金」に関しても、どうなのか、と思わずにはいられないものがあります。
T.D.
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コメント
私はナベツネが裏から手をまわして、売却予定のバファローズを合併に変更させたと思っております。
ナベツネめ!本当に頭にくる!
投稿 キングあおぽん | 2005年9月18日 (日) 11時27分
キングあおぱんさん>
最近はドラ関連のエントリーもチームが湿りっぱなしなので書けないでいます…。明るし兆候でもあれば良いんですけどね。
それはさておき、近鉄騒動でした。確かに、これが単なる「身売り」であれば、悲しむファンはいたでしょうが、ここまでの騒動にはなっていなかったでしょうね…。騒動の背後には「あの人」がいたと言うのも同感です。いや、罪な人です…。
T.D.
投稿 tropical_dandy | 2005年9月18日 (日) 18時05分
元阪急ファンとして、身売りの悲しさを経営者に伝えたかったですね。
阪急身売り以来、基本的に野球は見ないようになりました。
投稿 takeyan | 2005年9月21日 (水) 18時05分
takeyanさん、その悲しみは察するに余りあります。
近鉄は、何とかやりようはなかったのか、未だに私も得心が行かない思いです。
T.D.
投稿 tropical__dandy | 2005年9月22日 (木) 03時26分