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2005年7月15日 (金)

テオ・アンゲロプロス『こうのとり、たちずさんで』

テオ・アンゲロプロス。この現代ギリシャの映画作家を語るとき、語るべきことはあまりに多いのに、語るべき言葉を紡ぎ出すことが如何に難しいかということを考えさせられます。この映画のモチーフになっているもの、それは「国境」です。映画に込められた政治的あるいは人類に向けてのより普遍的なメッセージに思いを馳せることも意味があることだと思います。

しかし、簡素にして儚く、力強いものの哀しい、この映画に表現された映像こそが、どんな映画評よりも雄弁に何かを訴えかけてくることと思います。もちろん、答えは鑑賞者である各人の中にあります。とても重いテーマを扱いながら、映像美は秀逸の一言。お薦めの逸品です。

T.D.

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