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2005年7月16日 (土)

アッバス・キアロスタミ『オリーブの林をぬけて』

アッバス・キアロスタミ監督です。つまり、舞台はイラン。映画撮影中のスタッフをめぐる入れ子構造になっている映画ですが、語られるべきは、映画文法よりもむしろ、映像と主演の二人の男女の瑞々しさ。そして、唖然とするほど美しいラストシーンです。映画史上に残る、と言っても決して過言ではありません。

この映画、キアロスタミ監督の三部作の最後の作品となった映画です。私は、この映画を最初に観ることになりました。イランの人々の純朴さ、ちょっと異なった時間間隔に生きながらも、人間の機微というものは然程変わりはしないのだということを印象付けられます。キアロスタミ後、イラン映画は国際的注目を浴びることになるのですが、映画作家として確立された手法と人間存在に対する優しい眼差しには、深い敬意を覚えます。

リアルタイムでこの素晴らしい作品に出会えたことは幸運と呼ばずして何と呼べばよいのでしょうか・・・。

T.D.

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コメント

T.D. さん、こんばんは。
T.D. さん、おすすめの映画は私が利用しているレンタル店にはないことが多いのですが・・・。
『オリーブの林をぬけて』はあったと思います。
今度行ったときに借りてきます!

蛇足ながら・・・。
イランの映画は以前『運動靴と赤い金魚』マジッド・マジディ監督を観て「う~ん」とうならされたことがありました。
イラン映画というのはレベルが高そうですね。

投稿: 喜八 | 2005年7月17日 (日) 21時10分

喜八さん、今晩は~。

イラン映画はいいですよ。私の場合ですが、いわゆる中東報道を通じて、あるいは「ペルシャの歴史・文化」的知識を通じてしかイランという国を知らないですから、新鮮な驚き・感動があることは事実ですが・・・それを超えて(つまり国境・文化を超えて)訴える表現をイランの映画作家たちは試みていて、それが良質な表現として結実していることに感銘を覚えます。キアロスタミ監督作品は、特にどれもお薦めです。

T.D.

投稿: tropical_dandy | 2005年7月17日 (日) 22時50分

三浦カズさんの記事に目が止まり、読んでいましたら、
「アッバス・キアロスタミ監督の映画?」懐かしいです。
『クローズ・アップ』は渋谷のミニシアターで見ましたよ。
それに、『桜桃の味』はレンタルで。
最近、不便なとこに引っ越して、
レンタル店も、映画館へも行っていない。
『オリーブ・・・』観たくなりました。

投稿: hune | 2005年7月19日 (火) 00時48分

huneさん>
コメント有難うございます。『オリーブの林を抜けて』、もう自信を持ってお薦めできますよ!もし、機会があれば是非ぜひご覧下さい!

T.D.

投稿: tropical_dandy | 2005年7月19日 (火) 23時13分

TB失敗してしまいました。
やりなおしました。
このコメントと一緒に削除して下さい。
おばさんはだから困るよね。
お手数かけます。m(__)m

投稿: hune | 2005年7月20日 (水) 13時49分

>huneさん
了解です。わざわざご連絡ありがとうございます。そのようにしておきますので、また、今後とも宜しくお願い致します。

T.D.

投稿: tropical_dandy | 2005年7月21日 (木) 21時25分

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» アッバス・キアロスタミ監督 [郷愁の彼方へ]
彼の作品’90年『クローズ・アップ』は数々の賞を受賞しました。 実際に起きた詐 [続きを読む]

受信: 2005年7月20日 (水) 13時28分

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